認知症総合支援機構株式会社

認知症かも?と思ったら

認知症発見から治療までの流れ

1MCIの段階で検査を行いスクリーニング(ふるい分け)する

認知症患者の多くが、中度認知症レベルにまで病気が進行してから「認知症」と診断されています。MCIの段階で適確な検査を行い、発症前から経過を観察することで適切なケアや治療を行うことが可能になります。

2詳細な検査を行い超早期に認知症を発見

診察の流れ

1.問診・神経心理検査
簡易的なスクリーニング検査、認知機能の経時変化を観察
2.画像検査
(MRI/CT/SPECT)
海馬の萎縮がないか、脳の形態の変化と脳血流をチェック
3.血液検査
他の疾患を原因とする認知機能の低下がないかチェック(高血圧、高血糖、高脂血症など)
4.診断
様々な検査結果を総合的に判断して診断

3検査結果に応じて超早期に治療を開始

認知症の原因疾患の治療と現れている症状の緩和・改善を図ります。主に薬の服用による薬物療法と脳を活性化するためのリハビリテーションなどの非薬物療法を行い、中核症状と周辺症状の改善を試みます。

4定期的に経過観察を行う

薬物療法の薬の効果は100%ではなく、病気が進行してしまうこともあります。非薬物療法や規則正しい生活を続けていても、やはり認知症という診断を受けた以上は、きちんと定期的に経過観察を行うことが大切です。経過観察をしながら適切な治療を行うことで、認知症の進行を遅らせることができ、病気に対する不安や日常生活への支障を軽減することが可能となります。

認知症の予防

認知症の進行を早める要因 アルツハイマー病の防御・促進因子

守も攻めるも、この一線。生活習慣病への警戒意識がアルツハイマー病を遠ざける

認知症の原因となる促進因子は主に、遺伝的要因、金銭面などの社会経済的要因、ストレス、高血圧など生活習慣病につながるライフスタイル、加齢による脳の老化があります。中でも、認知症の原因となる病気の大部分を占めるアルツハイマー型や脳血管性認知症は、生活習慣病と大きく関係しているといわれています。日頃から生活習慣病への警戒意識を高くすることで、認知症の予防につながります。

認知症を予防するために

1認知症になりにくい生活習慣を身につける

食事

  • 偏りのないバランスのよい食生活
  • 青魚を積極的に摂る
  • ぶどうを積極的に摂る

コミュニケーション

  • 家族や近隣の人との会話を積極的に行う

運動

  • 散歩などの軽い有酸素運動をする

2脳を活性化する動作を行う

3早期受診・早期発見・適確な経過観察

症状が軽い早期の段階で認知症であることに気づき、適切な治療を受けることで、薬物療法・非薬物療法で認知症の進行を遅らせたり症状の改善が見られる場合もあります。早期発見と早期治療、定期的な経過観察によって得られる効果やメリットはたくさんあります。認知症の早期発見と早期治療、適確な経過観察を行うために、「もしかして…」と思ったらまず1人で悩まず身近な医療機関に相談することが大切です。